2006年8月4日金曜日

バンコク銀行、口座開設厳しくなる

(この項、バンコク銀行パンファ橋支店/バンコク首都圏プラナコン区 からの投稿です)
 タイ最大手の民間商業銀行「バンコク銀行(Bangkok Bank)」は5月から、外国人の新規口座開設基準を従来よりも厳しく設定し、長期ビザを取得していない旅行者は事実上口座を開設できなくなりました。

 本店営業部(シーロム)から当支店を含めすべての支店に通知された新しい基準によりますと

1.タイ国民は内務省発行の国民IDカードのみで口座開設OK(従来通り)
2.ラオス、カンボジア、ミャンマー国籍でタイの会社に就職が決まった、もしくはタイ人か長期ビザを持つ外国人に雇われている場合は移民庁発行の準公民IDカードのみでOK
3.それ以外の国籍を持つ外国人は原則、長期ビザ取得とそのビザでの入国が証明できるパスポート。労働省発行のワークパーミット(就労許可証)がある場合はそれも必要。

4.正規観光ビザ、およびビザなしの外国人は有効(オーバーステイになっていない)かつ最新の出入国記録がわかるパスポートに加え、以下の追加書類のうちいずれか1点が必要。
 1) 自分が国籍を持つ国の大使館、または国際機関発行の紹介状
 2) 既にバンコク銀行に口座を持っている人の紹介状
 3) 80万Bt.相当の外貨を第三国から本店営業部の指定口座に送金し、その受取書
   (ノンイミグラントO「ロングステイ」ビザ取得を希望する場合に限る)

 4月以前に口座を開設していた外国人については、1年以内に出し入れの実績があるか、残高が500Bt.を下回っていない限りそのまま有効です。

(管理者ふくちゃんから)
 タイの金融機関で、外国人短期旅行者が簡単に口座開設できるのは、カシコン銀行1行だけとなりました。