2007年3月23日金曜日

ソウル・仁川空港、待望の鉄道開通

 韓国の空の玄関、仁川国際空港とソウル市内を結ぶ「空港鉄道」の第1期部分、金浦空港までの区間が今日23日、12時から営業運行を開始しました。開港7年目で待望の鉄道が入り、利便性の改善が期待されます。
 日中12分間隔で運行される電車で終点の金浦空港駅まで所要33分、3,100Won。金浦空港駅からはソウル地下鉄5号線が市内へ接続します。2010年の2期工事完成後は、国鉄ソウル駅まで最速40分で結ばれる予定です。

 管理者ふくちゃんは2001年から2002年にかけて3回訪韓していました。その際当然、仁川空港に降り立ったわけですが、当時は空港鉄道が工事中でソウル市内へはバスしかなく、市庁前行き空港バス([605]当時5,500Won、現在は8,000Won)で安宿街の鐘路まで行っていたのを思い出します。地下鉄と空港鉄道を乗り継いで光化門~仁川空港はトータル4,200Won(現金利用時)ですから、その頃のバスの値段よりも安い。最近まで比較的安く抑えられていた移動費用が急上昇している韓国だけに、おトクさが大きな魅力になるでしょう。