2007年4月18日水曜日

カシコン銀行デビットカードの更新手続き

 タイの都市銀行4位「カシコン銀行」は、バーツ建て普通預金の顧客に2種類のATMカードを発行しています。1つは、通常のATMカード。タイ国内での出入金とマレーシアでの出金に使用でき、維持費が引き落とされていれば更新は不要です。
 もう1つが、VISAエレクトロン互換のデビットカード機能を搭載した「K-Debit Card "Flex-C"」です。K-Debit Card "Flex-C"は、通常のクレジットカードと同様、3年ないし5年の有効期限があり、期限が来たら口座を開設した支店で更新しないといけません。タイ在留が長くなった人が、1度は経験しなければいけない関門です。


 管理者ふくちゃんは、2004年5月に口座開設した時発行されたカードが今年2月に期限切れとなったため、口座のあるバンランプー支店(バンコク首都圏プラナコン区)を訪れました。番号札を取ると、2階の口座管理担当者に案内されます。パスポート(タイ人は国民IDカード)、通帳、期限切れになったカードを提出し、カード再発行のための書類に記入します。この書類には登録住所と電話番号を書かないといけませんので、万が一忘れてしまうと時間がかかります。特にゲストハウスやホテルの住所で口座開設するカオサン在留者は、登録した住所と電話番号をどこかにメモしておきましょう。
 書類手続きが完了すると、更新料100Bt.とむこう1年間の維持費100Bt.の合計200Bt.を請求してきますので、現金で支払うか普通預金口座から引き落としてもらいます。代金の受領が終わると、古いカードにハサミを入れて回収、新しいカードを出してきます。新しいカードにサインをして更新手続きは終了です。この間、順調に進んで約10分。

 新しいカードにはデフォルトの暗証番号が設定されていますが、そのままでは危険なので古いカードで使っていた、またはまったく新しい暗証番号に変更しておきましょう。変更はATMですぐにできます。