2008年2月19日火曜日

eセービングでシティバンク銀行が使いやすくなる

 シティバンク銀行(東京都品川区、全国銀行協会加盟)は、従来の総合口座「マルチマネー」に代わり得る新・総合口座「eセービング」の発売を開始しました。最大の魅力は、無通帳式でしかも、従来口座に必要だった口座維持手数料が原則無料であること。シティバンク銀行に口座を持っていなかったあなたの概念を、根底から覆します。

《口座維持手数料がタダになるのは?》
 シティバンク銀行に過去1度も預金口座を持ったことがなく、eセービング(インターネット支店)で初めて口座を作る方は、口座維持手数料が永久無料。 ただし、従来の円建て普通預金口座をお持ちの方が2口座目としてeセービングを作る場合と、従来の円建て普通預金口座をeセービングに切り替える場合、そ して、過去に普通預金口座を解約した方が再度口座を作る場合は、維持手数料(月間の平均預かり残高が50万円以下の場合、1ヶ月2,100円)が必要で す。

《ネットバンキング専用。申し込みもネットで》

 残高、預かり資産の確認はWeb「シティバンクオンライン」を使います。通帳や郵便でのステートメント発送がないことで、口座維持手数料を無料にすることができました。
 さらに、申し込みもすべてネット上で完結できる体制を導入しました。フォームを整えて送信したら、本人確認書類(パスポートの個人情報のページと所持人記入欄でOK)をデジカメで撮って、添付ファイルで送信するだけ。最速5日で手続きが完了して、バンキングカードを受け取ることができます。
 ただし、バンキングカードはJP POST 日本郵便の「本人限定受け取り郵便」で発送されるので、本人が日本にいないと受け取れません。日本を出発する前に申し込んで、カードを受け取り、JP BANK ゆうちょ銀行のATMで入金しないといけません。

《キャッシュカードはインターナショナル対応》
 ATMカード「バンキングカード」は従来の口座と同様、PLUSマークがついたインターナショナルキャッシュカードです。タイでは3公庫(オムシン=貯蓄金融公庫、GH銀行=住宅金融公庫、農協金融公庫=BAAC)を除く、大手銀行のほとんどのATMが利用できます。

《シティカード、ダイナースカードも》
 もちろん、従来の口座と同様にクレジットカードなど各種引き落としの指定口座とすることができます。特に、過去の解約などで維持手数料永久無料の基準を満たさない方は、クレジットカード「シティゴールド」「シティエリート」をセットして、維持手数料をカードの年会費相当にしたいところです。