2008年4月4日金曜日

実証!コタバルでダブルエントリーを取った

(この項、Jetsteramさん/バンコク からの投稿です)
 前記事「コタバルでダブルエントリーが出た」を見て、ちょっと気になった私は、思い切って実証に挑戦することにしました。
 3月30日(日)のタイエアアジア3151便(バンコク→ナラティワート)を予約し、在コタバルクランタンタイ総領事部に国際電話で確認を入れました。すると、午前中の業務時間にもかかわらず、担当の書記官が不在。別の電話番号を探してかけると、総領事が直々に出てきました。30日は開館するものの、翌31日(月)はクランタン州のスルタン誕生日で休みになることと、ダブルエントリービザの発給ができることの確認をしました。

 3月30日朝9時半。スワンナプン空港からナラティワートへ向けて出発です。が、ナラティワート空港の担当者によると30分から40分の遅れは半分常識化しているといいます。今回も遅れました。ナラティワート空港ではスンガイコロク市までのミニバンを手配しますが、これが150Bt.。さらに、ある程度乗客が集まってからの出発なので、この時点でも30分近く待たされました。
 スンガイコロクのタイボーダーを抜けたのが、13時20分。ランタウパンジャンで入国完了する頃には、1時間の時差があるマレーシア時間ですからもう14時30分。タクシーにRM10の心付けを渡し、ぶっ飛ばさせて15時20分、業務終了10分前に在コタバルクランタンタイ総領事部到着。それこそギリギリのところでした。飛行機がもう少し遅れてたら、アウトですね。
 申請は問題なく受理されたのですが、翌31日が休みとあって、この日領事部が受け付けた正規観光ビザの申請はわずか3冊担当の書記官氏によると、うち2冊が日本人(私ともう1人、別の方がいました)、もう1冊はファラン(国籍は聞きませんでした)だったそうです。

 4月1日(火)。朝9時にダブルエントリービザが発給されたパスポートを回収できたのですが、万が一にも受け取りが午後になるという最悪の事態を想定すると、受け取り予定のその日にナラティワート発のタイエアアジア3150便を予約するのは、リスクがあります。タイ時間で11時35分の出発ですから、9時(タイ時間で8時)にパスポートを回収して、その足でタクシー飛ばして、コロク市からさらにナラティワート空港まで、ミニバンが出なければ白タクで余計にかかる。帰りは、董事長ふくちゃんがいつもやっているスンガイコロクからの列車利用が、もっとも確実ではないかと思いました。飛行機の場合でも余裕を持って取るべきです。
 結局私は、FD3150便の航空券をナラティワート空港で直接買うことに。追加保険料、追加燃料費入れて3,400Bt.も取られてしまいました。

 ともかく、Traveler's Supportasiaのデータだけでダブルエントリービザを大きな問題もなく頂けたという事実に感謝です。董事長ふくちゃん、ありがとう!

(董事長ふくちゃんから)
 Jetstreamさん。すばらしい実証データ、ありがとうございました。コメントに記載されていましたので、こちらで記事にまとめさせていただきました。
 コタバルでのダブルエントリービザ発給は、2006年9月のビザ制度改定以来、中止になっていましたが、2008年になって再開された模様で、Traveler's Supportasia読者の中でも2人目の事例です。
 また、3月30日にコタバルでビザを申請したもう1人の日本人の方も読者だったというのですから驚きです。