2008年5月9日金曜日

タイ人のパスポート取得方法

 Traveler's Supportasiaでは以前から、タイ人が外国へ行くときのビザの扱いについて取り上げてきました。前記事「タイ人はラオスビザが要らない」では

> 15歳以上のタイ人は政府発行のIDカードを必ず保有するが、パスポートは任意取得である

という投稿がありました。
 泰寮第1友好橋(ノンカイ市)の場合、ボーダーパスは原則としてノンカイ県かウドンタニ県に在住する方でなければ発給されません。しかも、ボーダーパスで得られるラオス側の在留許可は2泊3日までで、ビエンチャン首都圏(Capital V.T.)を出て、例えばバンビエン(ビエンチャン県)に行くということはできません。これに対し、パスポートの発給を受ければ、活動範囲の制限はなくなり、在留許可も30日出てきます(前記事「ノンカイの国境検問所、激混み」参照)
 そこで、タイ人がパスポートの発給を受ける時は、どうすればいいのでしょうか? ノンイミグラントOビザ(結婚資格)をお持ちの方でも知らない人がいて、弁護士事務所に頼む程です。少なくともパスポートやビザといった旅の行政法務くらいは自分でやるべきで、今日はその方法を紹介します。

 タイのパスポートセンターは、日本のように都道府県に委託されているのではなく、外務省の直営。全国の主要都市にしかありません。

《バンコク首都圏》
外務省パスポートセンター本部
123 Chaeng Wattana Road
Laksi BANGKOK 10210
TEL 02-981-7171

バンナー出張所:セントラルプラザバンナー9階
TEL 02-383-8403
ピンクラオ出張所:セントラルプラザピンクラオ・オフィス棟8階
TEL 02-446-8111

《チェンマイ》 チェンマイ県政庁内
TEL 053-891-535

《コンケン》 コンケン県政庁内
TEL 043-242-707

《ウボン》 ウボンラチャタニ県政庁内
TEL 045-242-313

《ソンクラー》 ソンクラー県政庁ビル1階
TEL 074-326-511

 タイでは、日本に先駆けること半年、2005年8月からICパスポートの発給を行っています。ICパスポート化により、従来の機械読み取り式パスポートから違う点があります。

・有効期間は5年に一本化
 従来から有効期間5年でしたが、機械読み取り式パスポートでは5年の延長が認められていました。それが不可になりました。
・子供の併記不可
 年齢に関係なく1人1冊のパスポートを所持しなければならなくなりました。
・ICに指紋データを登録
 パスポートに搭載されているICには指紋のデータが登録されます。このため申請は本人が行かなければなりません(日本とは逆です)受け取りは本人がIDカードを持っている成年者ならば、代理人で通った(ビザ代行を頼んだ旅行代理店のスタッフなど)という例もありますが、原則、本人を行かせるべきです。もちろん本人が未成年者であれば、本人と親が一緒に行かなければダメです。

 では、どんな書類を持っていけばいいのでしょう?

《必要書類》
・国民IDカード(原本とコピー)
・タビアンバーン(住居登録証。原本と本人の部分のコピー)
・写真2枚
・手数料1,073Bt.

(本人が15歳未満の場合
・出生証明書
・両親どちらかの国民IDカード(原本とコピー)
・両親の結婚証明書
・タビアンバーン(住居登録証。原本と本人の部分のコピー)
・写真2枚
・手数料1,073Bt.
 かつ、それを持って本人と親が一緒にパスポートセンターに行く必要がある。

 パスポートセンターの業務時間は、月曜日から金曜日の8:30~15:30。新規発給を申請すると、3営業日後に受け取ることができます。