2008年5月30日金曜日

バンコク~ノンカイを最も安く行くには

 前記事「意外に接続のいいタイ国鉄北東線」で、バンコク・ファランポーン駅からノンカイまで乗り換えをはさんで行く方法を取り上げました。董事長ふくちゃんは、5月のビザ更新でノンカイに向かう時にそのパターンの1つを実証してみました。結果は、なんと直通の快速列車よりも安く行くことができたのです。

 ファランポーン駅を23時40分に出る最終のRAP143列車、ウボンラチャタニ行き。この列車は10両編成ですが、前1両の半分が2等車で、後はすべて3等車。乗り換え点のナコンラチャシマ(コラート)まで、わずか100Bt.です。
 列車は20分ほど遅れて5時45分にナコンラチャシマ駅に到着。すぐに切符売り場に向かいます。6時20分発のコラート始発、LOC415列車ノンカイ行き。運賃はなんと64Bt.。トータル、164Bt.(530円)でバンコクとノンカイの約600kmを走破してしまいました。ちなみに、直通のRAP133列車では、213Bt.(700円)を要するので、差し引き50Bt.の差、そして、バンコクをEXP69列車(20:45発)よりもさらに3時間遅く出ることができるので、出発ギリギリまでお仕事やカオサンでの交流に打ち込むことができます。
 逆のノンカイ発は、お昼の13時3分に出るLOC418列車。コラートに19時25分に到着し、約1時間の待ち合わせでウボンからのRAP144列車に接続です。こちらも10両編成ですが、コラートから3等車1両が増結されるので、その車にスタンバイして待つことができます。

 ただし、往復ともにこのパターンを使って、日帰りでビザランすることはできません。日帰りビザランしたいならば、往復どちらかをバンコク~ノンカイ直通の快速(RAP133/134、213Bt.)にする必要があります。