2008年9月21日日曜日

ラマダン期間中のコタバルは…

 イスラム教徒にとって1年で最も厳しいラマダンの時期が、今年は9月のまるまる1ヶ月間となり、日の出から日の入りまで水も含めて一切口にできない試練を迎えています。逆に、日の入りを示すアザーンがモスクから流れてくると、待ちに待った夕食時がやってきます。

 ここマレーシアのコタバルでは、ラマダンの時期になると普段は遅くまで営業している店が早仕舞いすることがあります。市内線バスターミナルの横にある州内最大の文房具チェーン「SMO」は、従業員のイスラム教徒としての務めを優先させるべく、通常21時までの営業のところ、ラマダン期間中は17時30分で閉めています。
 マクドナルドコタバル本店は店頭、配達とも24時間営業のはずが、日の出から15時まで休業。ケンタッキーフライドチキンも、15時からの開店です。ピザハットはもっと遅く18時からとのこと。
 セントラルマーケットにあるマレー料理レストランでも、店頭で食べる人は少なく、日の入り後のお楽しみとしておかずを持ち帰る地元の主婦が目立ちました。