2008年12月30日火曜日

読者が支持した2008年10大ニュース

 Traveler's Supportasiaは12月24日で3周年を迎えました。この1年間のご愛読に厚く御礼を申し上げます。
 例年通り、今年の記事の中から読者の皆さんの支持を集めた順に、10大ニュースとしてまとめてみます。

【10位】 バーツ交換レートの内外格差が拡大
 タイ国内と、それ以外の場所での外貨からバーツへの交換レートが1月、最大で2割も乖離。日本などから通販で航空券を買っていた旅行者が損を被るが、数ヶ月でほぼ解消。

【9位】 日系旅行代理店も技量次第
 カオサン「A&Rトラベル」の失敗例を引き合いに出し、ガイドブックなどを鵜呑みにして日本人経営の代理店ばかりを選ぼうとする旅行者に警鐘を鳴らす。

【8位】 コタバルでのビザ取得の現状を紹介
 マレーシア・コタバル市のタイ総領事部では、ビザ発給の条件がこの数年で大きく緩和。日本人にはダブルエントリービザが発給されたり、フィリピン人は申請料が無料になるなどのメリットが。

【7位】 ゴーゴーバーが嫌う黄色のポロシャツ
 タイの国民服とされる黄色のポロシャツ。国王陛下への忠誠を誓うとされるが、明らかに外国人向けのゴーゴーバーに着ていくとタイ人と勘違いされ、最悪入店拒否もあるという。

【6位】 北京オリンピック公式動画サイトを紹介
 NHKワールドTVでは権利の関係で視聴できなかった北京オリンピック。Youtubeに公式ページが登場するとの報道を受け掲載したものの、東南アジア在留者が楽しみにしていた競技映像がほとんどなく、ドッチラケに終わる。

【5位】 クーロン黒澤氏を名誉董事長(顧問)に迎える
 プノンペンを拠点にフリーライター、ビデオジャーナリストとして活躍するクーロン黒澤氏の作品に董事長ふくちゃんが参加。これをきっかけに交流が始まり、8月1日付でクーロンさんに名誉董事長就任をお願いして快諾いただきました。

【4位】 正規ビザ取りツアーの功罪
 バンコクからビエンチャンへ向かっていたビザ取りツアー会社のミニバンが事故を起こし、乗客が死亡したのを契機に一気に問題が噴出。

【3位】 女性自決でメンタルヘルスの重要性が明るみに
 バンコク・ホイクワンのアパートから日本人女性が飛び降りて自決。悩みを抱える沈没組に精神医療関連組織の存在が浸透していない事実が発覚しました。

【2位】 ビザなし6ヶ月90日ルールが廃止
 ビザなしでタイと周辺諸国を行き来していた在留外国人の多くを正規ビザ取得に動かせた新ルールは、結局2年で撤廃に。

【1位】 「外こもりのススメ」殺人事件
 バンコクに在住しながら投資などで生計を立てる「アパート居住型外こもり」を10年以上も続けていた棚橋貴秀さんが日本人の仲間に殺される。死の1ヶ月前には「外こもりのススメ」という本を出し、文中で董事長ふくちゃんをVIPと表現していた。