１日午前０時20分頃、ワッタナ区エカマイ通りソイ11のクラブ「ＳＡＮＴＩＫＡ（サンティカ）」から出火し、地上３階、地下１階建ての建物を全焼しました。首都圏警察と公衆保健省の合同捜査でこれまでに59人の死亡が確認され、200人以上が負傷して病院送りになりました。
首都圏警察は外国人の死者もいると発表していますが、在バンコク日本大使館邦人保護部によりますと、１日17時の時点で日本人の死者こそいないものの、４人が負傷しておりそのうち２人が重体だとのことです。
当時、店では新年のカウントダウンに合わせた特別営業が行われていて、花火や爆竹などが構内に持ち込まれていました。
午前０時のカウントダウンの際、舞台に向けて放たれた花火から種火が舞台のカーテンに燃え移った模様。そこから20分で炎が上がったときは、多くの客がショーの演出かと勘違いしたといいます。火が消えずに火事だと分かったときには、1,000人近いお客様が一斉に脱出すべく１箇所しかない客用出入口へ殺到して将棋倒し状態になり、死者の多くは将棋倒しの下敷きになったか煙に巻かれたとみられています。
ワッタナ区政庁では、今回の事故で行方不明になった人が少なからずいるとして休日返上で問い合わせに応じるとともに、現場に職員を派遣して対応に当たっています。負傷が確認された４人以外にも日本人の死傷者がいた可能性があります。心当たりの方は以下の電話番号までお問い合わせください!!
+66-2381-2285 （直通）
+66-2381-8930 内線7015,7016
また、12月31日夜にSANTIKAを訪れていた日本人の方、大至急ご自分の安否と現在の所在を在バンコク日本大使館の緊急用携帯電話に知らせてください!!
081-846-8265
081-809-6074
