出発当日に空港で購入可能な国際線運賃は、エコノミークラス普通運賃か一番高いペックス運賃しかないだろうと思っているあなた。その常識はもう通用しません。急な出張のときでも、格安航空券を空港で購入することができる場合もあります。
前記事「タイの航空会社、今が正念場」で取り上げた、タイ国際航空（TG）の全路線プロモーション運賃。この券は当日空席さえあれば、国内線は各空港、国際線はスワンナプーム空港４階Ｃカウンター前のTGカスタマーサービス（発券カウンター）で、出発直前までその場で予約、購入可能なのです!!
例えば、多くの旅行代理店が閉まる18時以降に本社から日本出張の連絡があり、当日夜の成田行きで日本に帰国しなければならない場合。ｅチケットをe-mailしてくれる代理店であっても、夜遅くまでやっていて、しかも航空券を自社発券できる代理店を探すほうが大変です。そうであればカバン１つでスワンナプーム空港に行って、TGカスタマーサービスに「プロモーションクラスの空席はあるか」と確認して、あればその場で買ってしまうのです。あるいは、旅行代理店が営業していない土曜日の午後から日曜にかけて、ご家族や親族にまさかのことがあって緊急帰国する場合。１分１秒を争うなら、旅行代理店に行っている暇などありません。こういう時も最低限必要な荷物をまとめてスワンナプーム空港に急行!! 格安航空券の空席を探してもらえば安く、速く日本に帰れます。
国内線では、バンコク～チェンマイやプーケットといった幹線で、AirAsiaの直前予約運賃が高いと嘆く前にTGを確認。下手をすればAirAsiaよりも安く、しかも機内での飲み物、新聞のサービスもあります。
２月８日現在、成田行き往復プロモーション（ブッキングクラスＷ）の追加燃料費、空港税を含めた支払い金額は19,860Bt.（51,700円）。これは片道のエコノミークラス普通運賃（22,815Bt.＝59,300円）よりも安いというから驚きです。もちろんクレジットカードも全種類（VISA・Master・AMEX・DINERS・ＪＣＢ）使えます。
ちなみに日本の空港で同じことをすると、一番高いペックス運賃「TGフレックス」を出され、総額16万円もしてしまいます!!
