2009年2月18日水曜日

チェンコンからラオスへ

タイ最北の県都チェンライから北東へ約100km。メコン川に面した小さな町チェンコンから、渡し舟で対岸のラオス・フェイサイに渡ることができます。チェンライからの距離はメーサイに比べれば倍以上しますが、来てしまえば簡単。ビザクリアも素早くできます。

《チェンライ~チェンコン》
 チェンライの特急バスターミナルから、3つのルートがあります。[2243](シームアン・パヤメンライ経由)が最も速く、確実。朝6時30分の始発から毎時30分に発車し、終発は16時30分。所要2時間半、70Bt.。
[2432](ウィエンチャイ経由)もほぼ同等のルートを通り、チェンコンまでやはり70Bt.。
[2127](トゥーン経由)は3ルートの中で最も良く整備されたルートを通りますが、その分時間がかかります。所要3時間半、90Bt.。


《バンコク~チェンコン直行》
[962]が北バスターミナル(モーチット2)から出発します。ただし、このルートはチェンライ市内を通りません。チェンライで乗り換えようと考えるなら[90](ターク経由チェンライ止め)[909](ピサヌローク経由チェンライ止め)[957](ピサヌローク経由メーサイ行き)[3](チェンセン行き)を使う必要があります。
特急バス公社と民間2社が毎日運行。チェンコンまで2等493Bt.、1等634Bt.。

《チェンコンに着いたら》
 バスは市街地の外れにあるセブンイレブンの前に着きます。ここからボーダーまではまっすぐ約3km。オートサムローで1人30Bt.です。大きな荷物を持っているバックパッカーは、有無言わさず乗るべき。ビザクリアだけが目的で荷物を持ってきていないなら、何とか歩けるかもしれません。

ボーダーでは審査場が2つに分かれています。川に向かって左側が出国、右側が入国。間違えないように気を付けつつ、出国審査をします。審査場が開いているのは朝6時から夕方6時まで。
 審査が済んだら川面に止まっているボートへ。1人片道30Bt.を払います。お客さんが5人揃えば随時出船し、わずか3分の船旅で対岸のフェイサイに着きます。

ラオス側に上陸したらすぐ目の前にある出入国審査場で入国審査。日本人と韓国人はビザなしで15日間の在留許可が得られます。パスポートを提示して入国カードを受け取り、記入して提出するだけ。ラオス入国にビザが必要な欧米人はビザオンアライバル申請書も一緒に出てきますので、記入して写真1枚と規定の料金(ドル現金で)を添え、提出します。

《チェンコン~チェンライを戻る》
帰りはこれまでやってきたことの逆をすればいいだけ。オートサムローでバス乗り場に着いたら、チェンライ行きの急行バス、夕方になるとバンコク行きの特急バスが待っています。
チェンライ行きの最終は15時45分と張り出されていますが、実際には17時まであります。