2009年3月4日水曜日

外国人にも住基ネットカードを!

 日本政府は3月3日の定例閣議で、日本に長期在留している外国人を住民基本台帳制度に組み込む住民基本台帳法改正案を決定しました。開会中の第171通常国会で成立を目指し、2012年からの実施を予定しています。

 現在、3ヶ月以上の長期ビザで日本に入国している外国人と、在日韓国・朝鮮2世以降の「特別永住者」については、自治体に外国人登録をして「外国人登録証」を受け取るよう義務付けられていますが、住民票を作ることはできません。改正法では、外国人も住民票を作ることができ、住基ネットカード(国民IDカード)の交付を受けることができるようになります。
 日本でアパートを借りるときに、日本人の保証人を要求されることがあっても住基ネットカードで済めば楽勝。公的福祉制度に組み込んでもらえば少しは余裕を持って生活できるかもしれません。