2009年5月15日金曜日

クレジットカードキャッシングに手数料が!!

(この項、いちろ~さん/大阪府 からの投稿です)
 タイの銀行ATMで海外発行のクレジットカードを使ってキャッシングすると、今までなかった手数料を取られます。その手数料はなんと、1回につき150Bt.。一度に25,000Bt.(バンコク銀行。ほかは20,000Bt.)までしか下ろせないのに、金額にかかわらず一律です。
 これでは、仕入れに使う資金の確保方法を見直さざるを得なくなってしまいます。

(董事長ふくちゃんから)
 国立中央銀行の発表によりますと、ソンクラーン明けの4月17日から、すべての商業銀行が設置しているATMで海外発行のATMカードを入れて預金を引き出し、ないしはクレジットカードキャッシングした場合、手数料として一律150Bt.を徴収するとのことです。
 バンコク銀行(BBL)と、タイパニ(サイアムコマーシャル銀行/SCB。紫色のATM)は同日から実施しています。カシコン銀行(KBANK、緑色のATM)はATMの画面に警告が表示されますが、明細書には表示されず、後でインターネットバンキングで取引照会して気付いた例もあるそうです。

(5月17日追加)
 いちろ~さんから再度連絡があり、アユタヤ銀行(BAY、黄色のATM)とUOBタイランド銀行(紺色に十字のマークのATM)は、今日現在手数料の徴収を実施していないとのことです。

(7月8日追加)
 その後、銀行によって「取られた」とか「取られなかった」という報告はまちまちになっています。松浦隆暢さん(ソンクラー県ハジャイ市)は、

「UOBタイランド銀行ハジャイ支店のATMにSURUGA VISA デビットカードをかけたところ、手数料を取られなかった」

と董事長ふくちゃん宛にメールで投稿。その一方で、唐崎正臣さん(Digital Network Asia社長)は

「オムシン銀行(貯蓄金融公庫)とイオンタナシンサップ(イオンクレジットサービスの現地法人)のATMが手数料を取らない」

と報告。どちらも実証する必要があると思われます。
 一方、バンコク銀行カオサン通り両替所(バンコク首都圏プラナコン区)は、クレジットカードを持ってきている外国人に窓口でのキャッシュアドバンスを推奨しています。カードと一緒にパスポートを提示する必要がありますが、窓口では手数料150Bt.はかからない、とのこと。