タイの商業銀行４位、カシコン銀行は昨年10月から一部店舗で行ってきた窓口の延長営業（前記事「カシコン銀行、延長営業へ」参照）を、５月いっぱいで終了しました。この半年間の各支店ごとの来店動向を見た上で６月以降、順次営業時間の見直しを進めています。
バンランプー支店（バンコク首都圏プラナコン区）とシーロム支店（バンラック区）では、昨年10月以前は朝８時30分から午後３時30分までの営業でした。これを月曜日から木曜日は１時間延長して午後４時30分までとし、金曜日はさらに１時間30分延長して午後６時まで営業しましたが、６月からは金曜日も午後４時30分までの営業に見直されています。
チョンブリ・スクンビット通り第１支店（チョンブリ市）も、同様の改定を６月１日から実施しています。
（画像１：スクンビット・チョンブリ第１支店にて。営業時間が変わったことを告げるステッカーが張られている）
一方、ミンブリ支店（バンコク首都圏ミンブリ区）は、元通りの８時30分から午後３時30分までの営業。こちらは、６月２日に斜向かいのミンブリ中央市場に「ミンブリ市場支店」がオープンしたことが最大の理由と見られています。ミンブリ市場支店は大型商業施設扱いとして、年中無休で朝10時から夜７時まで営業していますので、区民にとっては選択肢が増えました。（画像２：６月にオープンしたミンブリ市場支店の営業時間は長い）
