2009年9月2日水曜日

バンコクでの投票率、29.9%に終わる

 在バンコク日本大使館は9月1日朝に配信したメールマガジン「大使館だより9月号」で、先の総選挙の在外投票で大使館を訪れた有権者が989人であると記述しました。Traveler's Supportasiaの試算では、投票率は29.9%となります。前回2007年7月の第21回参議院通常選挙から人数ベースで200人以上増やしたとはいえ、8月31日に総務省から発表された全世界平均の確定投票率は26.09%でしたので、この水準こそ上回ったことになりますが、目標としていた50%には遠く及びませんでした。


 在バンコク日本大使館はメルマガの中で、選挙人登録をしていない在留届既提出者が多いことについて、次のように述べています。

> 海外居住者の場合は、国内居住者の場合と異なり、選挙権行使の前提として
> 選挙人名簿への登録申請法律上の要件となっているという点をご理解願います

 Traveler's Supportasiaでも、前記事「在外選挙人登録、わずかに1割」「解散後に選挙人登録しても間に合わない」の中で、この点にたびたび触れてきました。登録を終えて選挙人証を受け取っても、公館投票のために大使館ないしは総領事部、領事駐在官事務所を訪れないといけないというのが面倒になって、せっかく大使館側が土日も昼休みも関係なく開けて待っているのに投票しないという人が目立ちます。

 次の大きな投票チャンスは、2010年7月の第22回参議院通常選挙。その前に、今年10月には定例補欠選挙が、参議院神奈川・静岡両選挙区を対象に行われます。衆議院総選挙は、今回勝利した民主党のマニフェストに付けられた工程表がそのまま実行されると考えれば、2013年7月(衆参同日選になる可能性が高いでしょう)までありません。
 「(日本)本国に税金を払っていないヤツが投票なんてするな」という偏見が2ちゃんねるなどであたかも正論のように流されているようですが、在外同胞の声を伝えるには、1票でも多くの投票が海外からなされることが必要であると董事長ふくちゃんは考えます。
 立候補者が当選に向けて周到な準備をするのと同様に、在外投票に参加する同胞は投票したい選挙に確実に投票できるよう、準備をしないといけません。まだ手続きを済ませていない方は、この機会に選挙人登録の手続きをお済ませください。次の参議院通常選挙まで、準備期間はまだ1年近くあります。