2007年11月、新・南バスターミナル(タリンチャン区)が完成しました(前記事「新・南バスターミナルはこんなにすごい」参照)。ところが、旧・南バスターミナルよりもさらに西へと移動したために市内中心部への移動や特急バス同士の乗り継ぎが不便になり、バンコクに到着する上り便に限って新・南バスターミナルと北バスターミナル(モーチット2=チャトチャック区)の両方に到着する便を運行する会社が現れました。
(画像1:モーチット2で発車を待つ[949]プーケット行き)
コンソン(特急バス公社)では、[992]ハジャイ直行線、[993]スラタニ線などでモーチット2到着便を運行しています。ペッブリ市からラマ2世通り(国道35号線)を上がってきたバスは、ウエスタンアウターリング通りにぶつかる交差点を左折せず、直進します。ダオカノン交差点手前の高速入り口で右折して、ラマ9世橋へ。そこから、市内中心部を横目にチャトチャックのインターで降りて、モーチット2の正面広場に到着します。その後、ラチャダピセーク通りからチャランサニウォン通りを通って、ボロンマラチャチョンニ交差点を右折、新・南バスターミナルを目指すのです。
また、公社バスにはモーチット2で打ち切りの便もあります。特に[992]ハジャイ直行線、[949]プーケット線(スーパーVIPのみ各1本)、[991]ドンサク接続サムイ線(スーパーVIPと2等各1本)では折り返し便もモーチット2から出発するものがあるので気をつけないといけません。
(画像2:モーチット2発南部線の時刻)
カオサンに急ぐのであれば、新・南バスターミナル直行打ち切り便の方が速く、便利。一方、トンブリ地区へ行くのであれば、モーチット経由を選択してテスコロータスラマ2世通り店(バンクンティエン区)で降ろしてもらうのが最速です。
切符を買うときに、バンコクの到着先を確認して、素早く移動できるようにしてください。