2010年1月31日日曜日

沖縄のゲストハウスはタイの沈没宿と同じだった

(この項、ゆうさん/神奈川県 からの投稿です)
 先日、那覇市内のゲストハウス「CAMCAM沖縄」というところに泊まりました。そこは、タイの沈没宿と似ていました。
 滞在者の半分は、 宿に住んでいるのです。1年も住んでいるのはざらです。雰囲気もタイのゲストハウスを、1段格上にした感じで、非常に清潔で石鹸や洗剤などは、無料で使えました。
 何といってもこの居心地の良さは、経験しないとわからないと思います。最大のメリットはビザの心配がいらないことでしょう。日本の中なので、(日本国民であれば)ビザが必要なく、いくらでも長居出来ます。更に日本語も全く問題なく使えるのも、極めて大きなメリットの一つでしょう。


 沖縄に進出している企業も多数あります。マクドナルド、すき屋、どん亭、ジュンク堂書店、沖縄にしかないA&Wというハンバーガー屋、 ブックオフ、ゲオ、洋服の青山、100円ショップ、ほっともっと、マツモトキヨシ、その他、現地企業も含めればなんでもある。

 残りの半分は、沖縄へやってきて就職しようという人達です。就職して沖縄へ移住するのが目的です。半分は沈没者、半分は職探しの人でした。観光で来る人もいましたが、そういう人は宿に勤めて、半分働きながら観光も兼ねるという人が多かったです。沖縄は日本の中の異国。文化も本土と比べると少し違う。それがいいのでしょう。職探しの人がたくさんいました。

 沖縄へ移住するなら必ず覚えておきたい中高年の文化。沖縄は小国なので、昔から常に利用される歴史を歩んで来ました。明治時代、明治政府によって強制的に日本領にされ、戦争(沖縄戦)のときは捨石にされ助けてくれなかった。だから、今でも若者はそれほどでもないのですが、 中高年の人は県外(本土)からの就職に対して、よく思っていない人が多いそうです。
 沖縄は観光しか産業がないので、観光で来るなら歓迎されますが、就職となると、途端に嫌悪の感情が生まれるのは否定出来ないそうです。泊まったバックパッカーの人も、1年住んでそれがわかったといいますし、1日で気づいた人もいました。

 とはいえ、お金に余裕があるなら、住んでいるだけなら、嫌な思いはしないで住むので、手軽に南国気分を味わえる、絶好の穴場だと思います。沖縄は観光の町だけあって、宿泊施設はこれでもかというほど、たくさんありますので、住む場所に困ることはありません。
 芸能人の島田紳助も大の沖縄好きなんだそうです。でも、わかります。沖縄は一度行ったらやみつきになる、不思議な魅力を持った街です。タイにバックパッカー旅行をしたことがあるなら、沖縄へも是非行ってみるべきだと思います。

CAMCAM(カムカム)沖縄
〒900-0015 沖縄県那覇市久茂地(くもじ)2-20-12
TEL +81-98-863-0022