2010年2月3日水曜日

TG関空便大変動!マニラ経由廃止、1便昼間へ

(この項、とっぴーさん/バンラック区 からの投稿です)
タイ国際航空(TG)は3月28日からの春夏スケジュールで、バンコク・スワンナプーム空港と関西国際空港を結ぶ路線のスケジュールを大幅に変更します。昼間に運航していたマニラ経由便が廃止になり、代わりに夜に2便が集中していた直行運航を昼夜1便ずつに是正。

ソンクラーンや日本のゴールデンウィークに向けて去年から入っていた多くの予約を修正しなければいけなくなり、キャンセル待ちに回る予約も続出。私の勤める「さくらホリデイ」をはじめ、日系旅行代理店は軒並み大混乱に陥っています。どうしてくれるんだよぉ…(T_T)


(董事長ふくちゃんから)
昼間の経由便はマニラ・ニノイ空港止まりに短縮され、実際にはマニラ~関空が廃止になります。

《3月27日の運航を持って取りやめ》
TG620 MNL1455~KIX1930
TG621 KIX1000~MNL1310

(バンコク~マニラ間は時間を変更の上存続)

この区間は2008年に地場の格安キャリア、セブパシフィック(5J)が参入。週3便運航ながら在日フィリピン人の需要をしっかりと掴んでいました。そこで割を食ったTG便の、特にマニラ~関空の搭乗率は下がる一方でした。
ところが今回、マニラ~関空の区間を廃止にすると、関空を深夜に出発するTG673の機材繰りの面に支障が出るといいます。現在のスケジュール通りにTG672を運航すると、朝関空に着いた機材をその日の深夜まで駐機させなければならず、駐機料の負担が大きくなってしまいます(前記事「TG672が夜行に」参照)。そこで、TG672をバンコク発昼間に変更し、夜到着してそのまま深夜に折り返すようにすれば、従来通りの駐機料負担で毎日2便の直行便運航を維持できるとして、時間の変更に踏み切ったとみられます。

《3月28日から有効》
TG672 BKK1100~KIX1800 DAILY
TG673 KIX0030~BKK0420 DAILY

(機材はB772初期型 ロイヤルシルククラス=ビジネスクラス30席、エコノミークラス279席)