2010年3月5日金曜日

タイ正規ビザが一旦有料に戻る!

 3月2日(火)の定例閣議で、正規観光ビザの申請手数料を向こう1年間、免除する方針が決められました。ところが、外務省は3月4日(木)で切れる現行のビザ手数料無料化政策の期間をそのまま延長するのではないとして、今日3月5日から、次の指示があるまで一時的に以前通り手数料を徴収するよう各在外公館に指示しました。

 昨年6月に当初3ヶ月の予定から延長が決まったときも、6月4日で一旦期限が切れ、6月25日に再開されるまでの3週間は従前通りの有料でした(前記事「正規ビザ無料、期間延長」参照)。そして、一時的に有料だった期間中、6月5日から24日までの間に申請した人の申請料は、無料に戻った後も返還されませんでした。

 在東京タイ大使館(日本)は、ホームページにあったビザ申請料金無料の告知を取り外しました。在ビエンチャンタイ大使館領事部では、万仏節の3連休が明けた3月2日(火)から昨日4日にかけて、現行スケジュールで最後の正規ビザ取得を目指す外国人が殺到した模様で、3日間で通常の3倍にあたる3,000組もの申請を処理したと伝えられています。