2010年4月1日木曜日

ソンクラーンのメインイベント、シーロム通りへ

 首都圏政庁では、UDD(赤シャツ)軍の集会がソンクラーンの時期までずれ込むことを想定して、メインイベントとなる大規模な水掛を例年のカオサン通りから他の場所に変更することを検討しています。

 首都圏政庁のタヤ・ティープスワン次官が記者団に語ったところによりますと、シーロム通りのサラデーン交差点(MRTシーロム駅前)とシーロムナラティワート交差点の間を車両通行止めにして、その区間内での水掛を公認するといいます。封鎖は13日(火)と14日(水)の2日間の予定。
 ただし、カオサンでの水掛は首都圏政庁がかかわらなくても地元商店会の主催で例年通り行われ、こちらは12日(月)の前哨戦から4日間の予定です。

 これに対し、UDD軍側は

「ソンクラーンは故郷に帰って楽しむべき。そのために行動のスピードを上げる」

とコメントし、ソンクラーン前にアピシット首相の退陣を実現させて撤収するとの意向を表明しました。