2010年4月6日火曜日

【速報】ラチャプラソンの赤シャツ軍、排除か?

 ラチャプラソンショック4日目の6日は王朝記念日の祝日。しかし、陸軍省が強制排除に動くのではないかというデマが飛び交い、赤シャツ軍部隊の一部に移動がみられています。

 国家警察と陸軍省は6日10時過ぎ、チットロム通り側からラチャプラソン地区へ向けて包囲のための精鋭部隊1,000人を投入しました。しかし、UDD軍の一部はシーロム通りへのデモ行進を決め、止められない失態を演じました。
 正午過ぎ、ヨンマラート交差点(ラチャテーウィ区)で軍勢を満載したトラック数十台とバイク100台以上が目撃されました。その後、これらの車はパンファ橋(ポンプラップ区)のメイン会場に合流し残留部隊から歓迎を受けた後、ペッブリ通りからBTSとMRTの線路に沿った通りを行進しました。

 ラチャプラソン地区からカオサンなど旧市街方向へ向かうバスは軒並み運行に支障が出ており、[2][23][60][511]が現在、運転されていません。このため普段なら渋滞の激しいペッブリ通りはスムーズに流れています。カオサンへ行く外国人が使える数少ない交通手段の運河ボートにも、パンファ方面へ移動する赤シャツ軍が多数乗り込んでいますが、逆に加勢するためパンファからラチャプラソンへ向かおうとする軍勢もいました。