2010年4月14日水曜日

【速報】パンファ橋撤収か?

(画像協力:唐崎正臣さん/Digital Network Asia社長)
 ラチャプラソンショック12日目の14日、UDD(赤シャツ)軍はパンファ橋のメイン会場を撤収してラチャプラソンに全軍を集結させようという構想を明らかにしました。UDD軍最高幹部のチャトゥポン・プロムパン下院議員が会場に乗り込んで説明したとのこと。昼頃から本格的な移動が始まっており、ソンクラーンが終わる明日15日中に移動完了、16日朝からの本格的な行動再開を目指します。撤収が完了すれば、実に1ヶ月ぶりに旧市街地区は平穏を取り戻します。


 パンファ橋の会場は、王宮前広場から首相府前にかけてのラチャダムヌン通りの広い範囲に及んでいますが、行動の拠点は狭く、特に会場から遠い民主記念塔の先や農林農協省付近は事実上、軍勢の寝泊り場所と化していました。

 パンファ橋に残っているUDDの全軍がラチャプラソンに移動した場合、ルンピニ公園が寝泊り場所になる可能性が高くなっています。