2010年4月23日金曜日

【速報】無色軍、一方的にやられっ放し!!

 無色軍はFacebookhi5といったSNSの書き込みに呼応したメンバーが自主的に集まったもので、UDD(赤シャツ)軍に対抗できるだけの武器などは最初から持っておらず、万が一UDD軍が全面的に応戦してくれば、一方的にやられる可能性は見えていました。
 その証拠に、ラマ4通りの北側にいたUDD軍メンバーに死傷者は一人も出ていません。

(画像1:根っからの反タクシン派が用意したプラカードを無色軍系の若者が攻めようとする。掲げた本人も苦笑い)


 この混乱に乗じて赤シャツ軍の戦闘員がシーロム通り側になだれこみ、大乱闘になればロケット弾攻撃以上に多数の死傷者が出ることは避けられないとして、警察もサラデーン交差点の陸橋下に護送車を並べて対抗しました。一方でUDD軍は、4回目の爆発で無色軍が一斉に移動するのを見て、自軍の勝利だとばかりに打ち上げ花火を連発。無色軍をあざけ笑うかのごとき大歓声が上がり、現場に残った数十人の無色軍勢や根っからの反タクシン派が激高するシーンも見られました。

(画像2:タイ国旗を持ってサラデーン交差点に立つ反タクシン派の老婆)

 23日午前1時現在も両軍の対峙は続いており、いつどこでどうなるかはまったく予断を許しません。無色軍側の死者も3人に増えています。