2010年4月11日日曜日

【速報】ソンクラーンのイベントすべて中止

 カオサン・バンランプー地区商工会は、10日夜に起こったUDD軍と陸軍の戦闘行為で安全が確保できなくなったとして、明日12日から予定していたソンクラーンの公式イベントをすべて中止すると発表しました。首都圏政庁も予定していたイベントを中止または政庁前広場に移動して行うと決めており、カオサンはソンクランショックでの途中打ち切りから2年連続で、水掛けと縁遠い存在になってしまいました。

(画像1:カオサンの入口付近にはゴミがまだ残ったまま)


 しかし、他の地域では前哨戦を行うタイ人もおり、カオサンから2km離れたパーククロン市場では通行するバスに向かって水掛けが行われています。

 UDD軍は、外国人居留区であるカオサンに影響が及ぶのを最も恐れていました。そのために軍勢にはパンファ橋での集会開始後すぐの時点で、コクウア交差点からカオサン方向へ入らないよう指示していましたが、それが陸軍に早い段階でカオサンへの進撃を許す、いわば逆効果になりました。

(画像2:宝くじ省別館1階のタナオ通り側。戦闘で窓ガラスが割れた)