2010年5月13日木曜日

ミャンマー待望のビザオンアライバル解禁!!

 ミャンマー外務省は5月1日から、すべての外国人を対象に現地到着時の入国ビザ発給(ビザオンアライバル)を解禁しました。軍事独裁当局が体制を確立して以来23年目で、これでASEAN圏内で外国人の事前ビザ取得義務付け(ビザなし渡航対象国は除く)が残っているのは、ベトナムだけとなりました。

 外国からヤンゴンまたはマンダレー空港に到着するすべての便の機内で、ビザ申請書と到着カードが配られます。必要事項を記入し、申請書と到着カードの両方に写真を貼って規定の料金を米ドル建てで支払えばOK。これまでバンコクでのビザ取得に制限があった日本からの旅行者も、これからはビザオンアライバルの方が簡単です。

 通常のツーリストビザはUS$30、到着日から4週間の在留が許可されます。ビジネスビザのアライバルも可能でUS$40。ただし、ビジネスビザのアライバルは現地からの招聘状をFAXされていることが必要です。

 また、現地での活動費としてUS$300以上を現金で所持していることも求められます。しかし、これは以前あった強制両替の制度とは関係ありません。最初の1泊目のホテルまたはゲストハウスについて、その名前と詳しい住所を求められるとの情報もありますので、どうしても気になるなら『地球の歩き方ミャンマー(ビルマ)編』を事前に入手してから出発するようにしてください。