2010年5月16日日曜日

【速報】戦闘の横でいつも通りの生活が…

 UDD軍対陸軍の『最終決戦』は4日目に入りました。戦場は当初のサラデーン交差点付近から徐々に移動しつつあり、現在はルンピニ公園東側とラチャプラロップ通りがメインになっています。しかし、ラチャプラロップ地区を横切るタイ国鉄東線は通常通りの運行が確保されています。

(画像1:BTSパヤタイ駅近くにて。彼女たちの雑談に戦闘の話は出てこなかった)


 戦場となっているラチャプラロップ通りから約400m。国鉄の線路沿いには比較的低所得のタイ人が多数住んでいますが、彼らにとっては、すぐ近くで起こっている戦闘も対岸の火事ぐらいにしか見えていないようです。15日夕方には、セパタクローを楽しむ少年の姿が見られました。

(画像2:こんなときでもスポーツは世界共通のようだ)

 MRTブルーラインが止まってしまっている今、ファランポーン駅からペッブリ駅方面への移動は、1時間に1本あるかないかの国鉄が頼りです。この日の最終列車となったパヤタイ駅18時35分発の列車でも、パヤタイ駅から乗ってアソーク駅やクロンタン駅で降り、スクンビットへ向かうタイ人の姿が見られました。