2010年8月7日土曜日

8月下旬に地方議会選挙、禁酒日5日間

 任期満了に伴うバンコクの地方議会議員選挙が、8月29日(日)の投票日を目指して行われています。今回の選挙は、バンコク首都圏議会(日本の東京都議会に相当)と、区議会の議員を選ぶもので、首都圏内50区中36区でダブル選挙になります。

(画像1:選挙実施を告げる看板。市内の至るところに立てられている)


 タイでは2007年の下院議会総選挙から、期日前投票の制度が導入されました(前記事「明日18時から丸2日、酒類販売規制」参照)。公職選挙法では投票日前日の夜から開票終了まで酒類の販売ができなくなると規定されていますが、投票日の1週間前に行われる期日前投票も同様に、前夜から規制に入ります。期日前投票は土・日と2日間ありますので、足掛け4日間、65時間の長時間規制になります。さらに本投票では、土曜日の夜から最大で41時間の規制がかかります。

期日前投票にかかる酒類規制
 8月20日(金)18時~8月23日(月)11時

本投票にかかる規制
 8月28日(土)18時~8月29日(日)24時または開票終了時間のどちらか遅い方まで。コンビニ、大型SCでは30日(月)11時まで

 首都圏政庁長官選挙と同様、バンコク首都圏内のみが規制の対象になりますので、他県では問題なく酒類の販売が行われます(前記事「週末は選挙、酒が飲めない」参照)。ゴルフ場のクラブハウスで飲まれる駐在員の皆さんは、所在地の県名をご確認ください。逆に、来タイ中の日本人の皆さん、週末は地方へ出てみませんか?

(画像2:プラナコン区議会の立候補者。定数7に25人が立候補し、比例代表制で争う)