2010年9月6日月曜日

アランヤプラテートからカンボジアへ《2010年版》

Traveler's Supportasia最初期の記事「アランヤプラテートからカンボジアへ」も、5年の歳月を経て大きく変化しました。董事長ふくちゃんはアランヤプラテート国境の現状を再調査しました。

《バンコク→アランヤプラテート》
列車はオール3等(自由席)で片道48Bt.です。ファランポーン駅発5:55と13;05の毎日2本がアランヤプラテートまで直通します。他の列車は最高でも途中のカビンブリまでしか行かず、その場合はカビンブリでバンコクからの特急バスに乗り換える必要があります。アランヤプラテート駅に着いたら、国境手前の市場まではソンテウが接続しています。片道10Bt.。

(画像1:ファランポーン駅で発車を待つアランヤプラテート行き普通列車)

特急バスはモーチット2(北バスターミナル)からのほうが便数が多く便利。コンソン(特急バス公社)と民間の「エアアランパッタナ」社が運行しています。モーチット発は3:30~17:30の間に30分ないしは60分間隔で出発。切符売り場は公社が1階中部線22番、エアアランは1等が30番、2等は5番です。前記事「モーチット3時30分発アランヤプラテート行きに乗る」も参照してください。

エカマイ(東バスターミナル)からもロンクルア行きがあります。こちらはエアアラン社の担当で、1等のみ1日6本の運転。190Bt.。スワンナプーム空港公共バスセンターからは公社バスが毎日2本運行しています。

ポイペト周辺のカジノが出している送迎バスに乗る手もあります。バンコク発はルンピニ公園南側のHSBCバンコク支店前かスクンビット周辺が出発点で、国境まで直行して100Bt.です。国境発は吹っかけ200Bt.と言われますが、1等特急バスより若干安いのでそのまま払ってもいいです。交渉すれば150Bt.くらいにはなりますが。アランヤプラテート側の乗り場はタイパニ銀行奥のバス専用駐車場で、ルンピニ公園はもちろん、ファランポーン駅やウォンウィエンヤイ駅、カオサンなどバンコク首都圏内各地へ直行してくれます。

(画像2:早朝のファランポーン駅前で発車を待つカジノバス)


《チャチュンサオ→アランヤプラテート》
チャチュンサオ市からは[309]がロンクルアまで直通しており、パタヤやラヨーンなどから[57]で接続ができます。詳細は前記事「チャチュンサオ乗換えでアランヤプラテートへ」を参照してください。

《アランヤプラテート国境を通過する》
国境手前の市場からボーダーまでは歩いていきます。もし、資金が足りない場合は市場の中にある銀行の支店かATMでバーツ現金を下ろしていかないといけません。その際、できれば銀行の窓口が開いてる時間に行って20Bt.ないしは100Bt.札を多く確保したい。20Bt.札はハーフダラー($0.5)として使えるので重宝します。ロンクルア市場にはタイパニ(サイアムコマーシャル)銀行に加え、最近、カシコン銀行とクルンタイ銀行がオープンしました。いずれも年中無休で夕方6時まで延長営業しており、大変便利になりました。

(画像3:タイパニ銀行ロンクルア市場支店。バックパッカーにも重宝する)

 タイの出国審査は7:00~20:00まで可能ですが、タイ→カンボジア方向は審査場が大変混雑します。出国審査に1時間近く待たされる可能性もありますので気をつけたい。時間に余裕を持った行動をお勧めします。カンボジア→タイ方向は、朝の一部時間を除いてスムーズに通過できます。

列車ならバンコク発午後の便でも、特急バスはモーチット2を14時までの出発で当日の出国が可能です。

(画像4:タイ側の出国審査場)

ビザを事前に在バンコク大使館などで取得している場合は、そのまま入国審査場に向かいます。歩いて200mほど行った右側にあります。事前に取得していない場合は入国審査場の手前にあるイミグレ事務所内のビザ発給所で発給を受けます。到着ビザは、以前のようにバーツ現金払いを強制されるといった露骨なボッタクリはなくなりました。現在はドル現金でも受けてもらえますが、それでも規定料金にプラス、100Bt.程度のワイロを求められることが多い。しかし、全額バーツ現金で払うとツーリストビザは1,000Bt.ですから、現在のドル⇔バーツの為替レートを考えると、たとえワイロを出したとしてもトータル700Bt.強の支払い。3割近く安く済むので、事前にドル現金を用意して対応するのがベストです。

ビザ発給所の前にいるウザい代書屋は無視してビザ申請書を受け取り、さっさと記入して写真とお金を添えて提出してしまいましょう。もし代書屋が絡むと200ないし300Bt.は余計にかかってしまいます

外国人は国境のカンボジア側にあるカジノにだけ用がある、あるいは日帰りでタイの在留許可を更新するだけのいわゆる「ビザラン」でもビザ取得と入国審査が必要です。アランヤプラテートで当日中にビザランしようとするとワイロを請求される可能性もあります。カンボジア側の入国審査場で「どこに行くんだ」と聞かれますので、例えビザランであったとしても「シェムリアプ」ないしは「バッタンバンまで行く」と答えましょう。もし「今日中にタイに戻る」と答えると審査官の思う壺ですので注意が必要です。