2010年9月7日火曜日

アランヤプラテートからカンボジアへ《2010年版、その2》

《実はポイペト市内が結構危ない》
 カンボジア国境を抜け、いざポイペト市内に入ったとしても、旅行者にとっては意外と危ないところです。万全の態勢で臨まないと、シェムリアプに到着する前に手持ち現金を失いかねない危険もあります。
 外国人は、入国審査場を抜けたらすぐにバスターミナル行きのシャトルバスに乗ってしまうのがもっとも安全です。モトドップで移動することもできます(20Bt.)が、お尻のポケットに財布を入れているとスリが飛んでくるのは、カンボジアのどこでも一緒です。ビザ発給所を抜けたら、財布はバックパックの奥にしまい込むようにしましょう。必要最低限の現金だけをポケットに入れて、バスに向かいます。

 タイ側の出国審査場を抜けてカンボジア側に入ってしまうと、タイの銀行ATMはなくなります。もしタイの銀行のATMカードしか持っていないのであれば、タイを出国する前にまとまった金額を下ろす必要があり、リスクが高まります。カンボジア側のATMでタイのATMカードを使おうとすると、海外キャッシング扱いとなりデビットカードしか使えない上手数料も不利になってしまいます。

(画像1:カンボジア側のATM。ポイペト市内にもそれなりの台数がお目見えしたが…)

 もしポイペト市内に宿泊する場合でも、国境近くのカジノエリアは別として、一般的なホテルやゲストハウスであれば国道5号線沿いに軒を構えるところにすること。5号線から奥へ入り込んだところにあるゲストハウスは、そこまでの道路が未舗装で辿りつけないこともあったり、行けたとしても置屋を兼ねている場合があるなど一般の旅行者には危険です。


《ポイペト→シェムリアプ》
 ポイペト市内から州都バンテアイミーチャイ(シソポン)市までの国道5号線、そしてシソポンからシェムリアプまでの6号線が、ついに舗装整備完了。次のいずれの手段を使っても、片道3時間前後、最速なら1時間半で到着できるようになりました。プノンペンでも所要8時間ないし9時間で到着できます。

1.オープンツアーバス
2.D-MAX(乗合トラック)
3.カムリ(乗用車チャーター)

(画像2:ポイペト市郊外の国道5号線。往年の悪路ももう昔、アスファルト舗装された)

 オープンツアーバスは午前中を中心に運行本数が増えています。シソポンからそのまま5号線を行き、バッタンバン経由でプノンペンに入るバスもあります。ポイペトからシェムリアプまでは片道$9の公定価格制、プノンペンまでは片道$7.5または30,000リエル。しかしどちらも外国人価格と思われます。

(画像3:プノンペン行きオープンツアーバスの代表格、キャピトルツアー。韓国製中古車だがどこかで見たデザインだ…)

 D-MAXは2005年当時は荷台$4、車内$6でしたが、今は荷台$6、車内に入ると$8。行き先がシェムリアプでも、バッタンバンでも同じです。途中、シソポンで乗り換えがあります。
  以前はポイペトで乗る際に黙って$5札を渡してしまえば車内に入れてくれましたが、値上げした今はそうはいきません。それでも30000リエル ($7.5)で、とりあえずシソポンまでは車内に入れてくれます。シソポンで乗り換える際に$1ないし5000リエルの追加請求があり、拒否すると荷台に 移らされます。シソポンとシェムリアプの間(105km)はポイペトとシソポン(45km)の2倍以上の距離があり相当きついので、 追加請求に応じて車内で過ごすのが快適でしょう。万が一荷台乗車中にスコールにやられたりしたら最悪です。

 シェムリアプでは、指示がなければD-MAXもカムリもドライバーがバックマージンをもらえるゲストハウスに行ってしまいますので、振り切って他へ行くか、自分の狙ったゲストハウスのビジネスカードがあればそれを示して直行させるのが基本です。

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