2010年12月31日金曜日

手荷物の許容量が5Kgだなんて…

 カンボジアの空の玄関口、ポチェントン空港(プノンペン市)では、出発する乗客の手荷物検査が極めて厳しくなっており、特にベトナム経由の日本行きや、AirAsia(AK/FD)を利用される方は注意が必要です。

 AirAsiaでは、機内持ち込みできる手荷物を最大7kgまでに制限しています。しかし、空港当局ではチェックインと空港税の支払いが終わった後、2階に設けられた出国審査場に上がるエスカレータの前で再度、全乗客の機内持ち込み手荷物をチェックしており、ここの基準はAirAsiaの規定よりも厳しい最大5kgまでとなっています。このため、AirAsiaのチェックインカウンターで持ち込み承認された荷物でも、5kgを超えていれば出国審査に進めず、チェックインカウンターに戻って預け手荷物としなければいけません。このチェックを担当する職員は杓子定規の対応をするため、5kgを超えているとどんな理由をつけても2階に上がれません。

(画像:ポチェントン空港1階で機内持ち込み手荷物をチェックする職員)

 カンボジアアンコール(K6)やシルクエアー(MI)など、他の航空会社でも同様。缶ビールなど荷物によっては、空路での搬送を拒否されることもあります。陸路移動ではあまり気にすることもないでしょうが、飛行機利用の方は十分お気をつけください。