2011年1月18日火曜日

BTSシーロム線、4両運転始まる

BTSグループホールディングス(チャトチャック区、SET上場)は、昨年中国から導入した新車「1800系」を順次、シーロム線の営業運転に投入しています。従来車「1100系」もまだ活躍を続けており、日中は3本ないし4本に1本の割合で、新車にお目にかかることができます。

(画像:サイアム駅で発車を待つウォンウィエンヤイ行きの1800系電車)

昨年夏から行われてきた試運転の結果、一部の編成に問題が見つかりました。このため全編成を一度に営業運転に投入することはできず、問題の見つからなかった編成から順次投入する形を取りました。シーロム線では、1800系による4両編成と、1100系による3両編成の電車が混在していますが、一時期の東京メトロ東西線のように到着する電車の車両数がアナウンスされることはなく、現時点ではどちらに当たるかはっきり言って運次第の面があります。

BTSグループホールディングスでは、シーロム線を1800系で統一して、1100系は4両化の上スクンビット線に転出させるという構想を持っていますが、それがいつ実現するかは未知数で、最悪の場合、8月のスクンビット線延長1期部分完成までかかってしまう可能性があります。

(2月3日追加)
2月1日からは、日中のほぼすべての電車が1800系で運転されており、シーロム線の混雑が多少緩和されています。