2011年3月12日土曜日

史上最悪!!東日本巨大地震、国際線にも影響

 11日14時46分、宮城県沖の太平洋を震源とするM8.8の超巨大地震が発生しました。この地震で仙台空港(宮城県岩沼市)が津波の直撃を受け、使用不能に。成田国際空港、羽田・東京国際空港も一時閉鎖され、海外から帰国する日本人に影響が出ました。

 デルタ航空(DL)とユナイテッド航空(UA)は、11日の夕方から夜にかけて出発する予定だったアジア各都市向けの自社フライトを軒並み欠航としました。このため折り返し今日12日の朝に各都市から成田へ向かうはずだったフライトも当然欠航。バンコク、シンガポール線の両社合わせて4往復8便もご多分に漏れませんでした。

 両社とも成田空港を北米から東アジアへの乗り継ぎハブとして活用しており、東南・東北アジアと世界を結ぶ国際線に大きなダメージを与える結果となりました。


 日本航空(JL)、ANA(NH)にも欠航が続出。バンコク線では成田発夜便のJL707、NH915便が欠航となり、羽田発のJL033、NH173便も欠航。折り返しでバンコクを出発する予定だった11日のNH916便、12日朝のNH954便、さらにJL707の折り返しで関空に向かう予定だったJL728便も欠航となってしまいました。

 幸い、成田空港は震度6弱の揺れを受けたにもかかわらずほとんど被害はなく、深夜までに安全確認作業を完了、12日以降は設備的にまったく問題なくフライトできる状況です。

 3月14日の深夜に成田線初便の運航を予定しているタイのチャーター専門キャリア、ビジネスエア(8B)は、販売を担当するHISツアーズ(H.I.S.バンコク支店)に確認したところ大きな支障はないとの報告を受けており、予定通りフライトさせるとのことです。