2011年4月27日水曜日

日本人のビザなし渡航が90日に

 アピシット・ウェチャチワ首相は26日の定例閣議後の記者会見で、日本からの渡航者に対して空港や陸路国境で与えているビザなしでの在留許可期間を延長する時限措置を決めたと発表しました。3.11東日本大震災を受けて、旅行業協会(ATTA)が観光スポーツ省に出していた陳情を受け入れたものです。

 それによりますと、5月1日(日)から10月31日(月)までの6ヶ月間、日本国籍者に対して与える在留許可期間を通常30日間(陸路入国の場合は15日間)の3倍、90日とします。90日は、正規観光ビザ1回分(60日+延長30日)にあたり、ゴールデンウィークから夏休みにかけての期間、比較的長いタイ滞在を考えている方には朗報といえます。

 また、タイでビザなし90日の在留許可が既に出ている他の国(韓国、香港、ペルー、ブラジル、チリ)の場合、入国の方法が空路か陸路かを問わず一律に90日の在留を許可する規定となっているため、現在正規観光ビザでタイ国内に滞在されている日本国籍者については、5月1日以降にアランヤプラテートなどの陸路国境でビザなし渡航を更新すれば、90日の在留許可が出る可能性があります。

 その一方で、バンコクのビザ取りツアー会社には深刻な事態となります。正規観光ビザの在留許可日数(当初60日)を超える日数のビザなし渡航が認められる場合、在外公館で発行される正規観光ビザはその意味を失うため発給されません。ビエンチャンやプノンペンで正規観光ビザの取得を希望する外国人の中でも、日本国籍者は貴重な収益源となっていました。これが期間限定とはいえ失われるため、関係者の間では

「従来からもうひとつの柱だったフィリピン国籍者にますます傾倒しなければいけなくなる」

とも囁かれています。

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