2011年4月10日日曜日

衝撃!村本博之氏の遺体映像流出

 カオサン市街戦から1周年となった今日4月10日、UDD軍は大規模な追悼集会を実施しました。ラチャダムヌン通りをパンファ橋からコクウア交差点(カオサンの入口)まで封鎖して行われた集会には、ソンクラーン休みを兼ねてバンコクに上ってきた地方からの軍勢も含め、3万人が参加しました。

 集会の影で、戦闘を取材中に銃撃を受けて殉死した故・村本博之氏(享年43、当時は日本トムソンロイターマーケッツに所属)を個別に追悼しようという向きもあり、村本さんが被弾したとされる民主記念塔北側のディンソ通りでは花が手向けられ、村本さんの業績を書いたタイ語の文書が木にくくりつけられていました。

(画像1:故・村本博之氏に対する追悼の言葉と献花)


 会場では、昨年の市街戦の模様を収めたビデオCDやDVDが販売されました。そのうちの1種類に検死を受ける村本さんの遺体の映像が見つかり、関係者はショックを受けています。映像は被弾して心肺停止状態となった村本さんが現場から約1.5km離れた中央市民病院(ポンプラップ区)に運び込まれた後に撮影されたもので、病院が作成した患者カードに書かれた「Mr. MURAMOTO HIROYUKI」の文字もはっきり映っています。董事長ふくちゃんの調べによると1枚100Bt.で売られているとのことで、今後の集会でも入手できる可能性があります。

(画像2:問題のビデオCDのジャケット)