2011年12月27日火曜日

渡航延期勧告をすべて解除

 外務省領事局海外邦人安全課は27日、洪水が落ち着いた後1ヶ月以上も出っ放しになっていたバンコク首都圏と隣接5県の安全情報を26日付で全面解除しました。バンコク首都圏は元通りの「十分注意してください」に戻され、ノンタブリ、パトゥムタニ、アユタヤ、ナコンパトム、サムットサコンの5県は「安全情報なし」になりました。

(画像1:BTSモーチット駅南口にて。水は引いて一般車が戻ってきた)

 バンコク首都圏では11月の終わりには主要道路から水が消え、最後まで残っていたバンケン区の一部でも12月22日までに排水作業が完了。スクムパン・ボリパット首都圏政庁長官は23日、「洪水終息宣言」を出しました。これによって安全情報を解除するメドが立ったとの判断によるものですが、欧米諸国は12月の頭には安全情報を解除しており、日本人の慎重さが改めて浮き彫りになった形です。

(画像2:TOT(電話公社)本社前。洪水は汚れの高さまで達した!)