2012年1月11日水曜日

ジェットスター関空~シンガポール線が毎日2便に

 ジェットスターアジアエアウェイズ(3K、シンガポール国籍)は3月25日からの夏スケジュールで、関空~台北~シンガポール線を毎日1便から2便に増強すると発表しました。同社は台北経由関空線以外に台北~シンガポール直行便も毎日1便運航しており、2010年7月から運航を始めた(前記事「ジェットスター、関空~シンガポール線就航」参照)関空線の好評によりこの台北止まり便も関空まで延長する形を採ります。

《3月25日から有効》
3K723 SIN0115~0600TPE0655~KIX1035 DAILY
3K724 KIX1230~1420TPE1610~SIN2040 DAILY

(機材はエアバス320 エコノミークラスのみ182席)

 日本と東南アジアを結ぶ格安航空会社の国際線便としては初のダブルデイリー運航となり、早ければこの夏にも予定されている日本地区子会社「ジェットスタージャパン」(GK、東京都千代田区)の就航に向けた海外からの接続体制が整備されていきます。同時に、ジェットスタージャパン親会社の日本航空(JL)がこの路線から撤退(前記事「JAL関空~KLIA・ハノイ便の廃止日決定」参照)した分を補ってなお余る体制も完成します。

ただ、ジェットスターが使用しているエアバス320型機は日本からシンガポールまで直行できる性能を持っていません。このため経由便とする必要がありますが、日本・シンガポールの両国は2011年1月の航空協定改定で経由便についても全面自由化を実現しており、今回の増便は改定協定に沿った路線拡張の第1弾となります。