2012年4月30日月曜日

バス全線定期券で元を取るには?

首都圏バス公団(BMTA)では、昨年4月から1週間と1ヶ月の全線定期券を復活し販売しています。1ヶ月券ではなかなか使いにくいのですが、1週間券なら短期滞在の旅行者でも、比較的楽に元を取ることができます。

赤バス(有料運行車のみ)専用券と、急行(エアコン)バスにも使える券の2種類があり、価格は以下の通りです。


1週間券1ヶ月券
赤バス専用 100Bt.400Bt.
赤バス・急行共通200Bt.800Bt.

(画像:急行・赤バス共通券はこんな感じ。上が1ヶ月、下が1週間券だ)

例えば、[511]でカオサンからプロンポンまで行くと、片道16Bt.。共通1週間券を購入して、1日1往復したと仮定すると、16Bt.*2回*7日=224Bt.相当で、見事に購入価格の200Bt.を上回り元が取れることになります。

赤バスでも、1日1往復で91Bt.ですから、あと2回分の途中下車で元取り可能。プロンポンからラマ9世駅のように公団バスでは乗り継ぎが必要な区間を利用している方は、無料バスを待つ時間を厭うくらいなら定期券を買わないと間違いなく損します。

1ヶ月券の購入が最も多くなる月末には、セントラルワールド前(パトゥムワン区)や戦勝記念塔急行ターミナル(ラチャテーウィ区)、カオサンから出てすぐの宝くじ局前(プラナコン区)などで出張販売が行われます。有料運行バスの車内でも車掌さんから購入することができます。