2012年6月18日月曜日

740SCのSIMロック解除に注意せよ

サムスン電子(韓国京畿道水原市、NYSE・韓国証取上場)が日本の携帯電話3位、ソフトバンクモバイル(東京都港区)に納入している3G携帯電話機Softbank740SC』は、今や貴重となった日本国内向けプリペイドサービス「プリモバイル」での使用と、海外でのSIMロック解除の両方ができることから、使っている方も多いと思います。ですが、プリモバイルで購入された方は、ちょっと気を付けないといけません。

サムスンから配布されているPC接続ソフト「New PC Studio」を使うと、家庭でSIMロック解除の作業ができるという記述がいくつかのブログにありました。ところが、この方法が適用できるのはポストペイド(月払い)で契約されている方に限られます。
プリモバイル用として販売されている740SCは、プリモバイル自体が日本国内専用のサービスとなっているため、SIMロック解除にポストペイド用よりも高いハードルが設けられています。New PC Studioで家のパソコンから解除することはできず、専門の業者に持ち込む必要があります

(画像1:日本から持ってきたばかりの740SC。プリモバイルは海外では使えない)

いつものマーブンクロンセンター4階(パトゥムワン区)で、「日本用ケータイあります」という宣伝文句を掲げている店に聞いてみると、プリモバイル用の740SCもSIMロック解除できるといい、依頼するとあっさりと使えるようになって戻ってきました。所要約20分、手数料は500Bt.でした。

(画像2:SIMロック解除完了!2G音声通話ができるようになった)

ちなみに、SIMフリーになった740SCを販売している店もMBKセンターにはありますが、3,900Bt.します。
また、3Gの電波を拾うことができるのはソフトバンクが使用している2GHz帯のみで、 タイのキャリアであればTOT3Gだけが対応しています。AIS、dtac、true moveの大手3社は、当分の間2G(GSM)での利用となるので注意が必要です。