2012年9月19日水曜日

昼間のエアポートリンクが片道20Bt.になる

鉄道庁(SRT、パトゥムワン区)は18日、エアポートリンクを運営する完全子会社SRTET(ホイクワン区)に対し昼間の一部時間帯に限って運賃を値下げするよう指示する決定を行いました。インラック・チナワット首相が実現を目指しているバンコク首都圏内都市鉄道の全線一律運賃化に向けた実験の一つと位置付けられており、好評なら順次、拡大される予定です。

対象は各駅に停車するシティラインのうち、パヤタイ駅とスワンナプーム空港駅を午前11時から午後2時までの間に発車する、上下それぞれ13本の電車です。通常は区間に応じて15Bt.から45Bt.まで運賃が変動しますが、実験では全線一律20Bt.とします。

この時間帯は国際線の利用者が比較的落ち着く時間帯ではあるものの、タイガーエアウェイズ(TR)のシンガポール便や中東・アフリカ系航空会社のバンコク経由香港行き午後便に搭乗するお客様であれば出発時間に合わせて乗車する機会もあるかと思います。しかし、日本行きの便は飛んでいません。日本からの到着便にもまだ早い時間帯ですが、午後3時前後に到着する便の出迎えでスワンナプーム空港に向かわれる方であれば、午後2時発の電車に乗ると値下げの恩恵を受けられます。