2013年5月4日土曜日

ミャンマー初の国際線LCC、タイを攻める

テインセイン改革政権下でグローバル経済の流れに乗ろうとしているミャンマーで、初の国際線を運航する格安キャリア(LCC)となるゴールデンミャンマー航空(Y5)が運航を開始しました。先に就航したシンガポール線に続き、この夏スケジュールからはバンコク線を毎日1便で運航。スワンナプーム空港では日本行きへの接続も良く、ビジネス客にも使えそうです。

《5月10日から有効》
Y5238 BKK2110~RGN2155 DAILY
Y5237 RGN1805~BKK1950 DAILY

(機材はエアバス320 エコノミークラスのみ180席)

タイエアアジア(FD)はヤンゴン発夕方にFD2754便がありますが、2012年10月にドンムアン空港へ移転してしまいました。このためスワンナプームで他社国際線への乗り継ぎをする方には使いづらく、バンコクから日本方面への夜行便に同日乗り継ぎするのであれば選択肢が事実上、タイ国際航空(TG)306便かバンコクエアウェイズ(PG)704便のどちらかという状況が続いていました。ミャンマー国際航空(8M)の夕方便は少し早い時間帯で、ゴールデンミャンマー便はこの状況に楔を開けることが期待されています。

ミャンマー初の本格的LCCを標榜するだけあって、バンコク線の最低運賃はUS$40(1,200Bt.)と発表されています。

(画像:現地の新聞に掲載されたゴールデンミャンマー航空の広告。提供:とっぴーさん/ワッタナ区)