2013年7月20日土曜日

復興航空、9月にも成田就航へ

(この項、天才プロデューサーさん/ワッタナ区 からの投稿です)
とっぴーさんに続き、私も応援の意味を込めて、台湾出張の時に買ってきた現地新聞から記事を提供します!
『工商時報』7月11日付によりますと、復興航空(GE=TNA 台北市、台湾証取上場)の林明昇董事長(日本の社長に相当)は、先に就航させた石垣線に続き、早ければ9月にも成田~台北桃園線の運航を始めたいとの意向を明らかにしたとのことです。

(董事会から)

復興航空は昨年6月の桃園~関空線を皮切りに日本への定期便に本格進出し、昨年9月には北海道の4つの都市へ週1~2便で就航するという攻勢をかけました。今年に入ってからも5月に運航を始めた桃園~石垣線(前記事「石垣島から初の国際定期便就航!飛龍の代替になるか?」参照)に続く、2番目の対日新路線を打ち出した形で、実現すれば復興航空は日本8都市目で首都圏への上陸を果たします。成田線に使われる機材は、エアバス320か321が予定されており、同社で一番大きいエアバス333の投入は今後の検討課題となります。

林董事長とともに記者会見に立った徐以聰総経理(執行役員)によると、北海道路線にエアバス333を投入してほぼ満席に近い乗客を到着させたところ、空港で団体ツアー客を待ち受ける貸切バスが不足するという事態になったほどの人気だといい、9月から就航する成田線では新たに世界遺産に指定された富士山へ向かう台湾人観光客の利用が多くなると予想しているとのことです。

なお、チャイナエアライン(CI)が事実上独占している日本から桃園乗り継ぎ東南アジア方面へ向かうビジネス客の市場を視野に入れるか否かについては現在調整中とされています。