2013年11月7日木曜日

フィリピン航空成田線一挙に「3倍」大増便

フィリピン航空(PR=PAL、マニラ首都圏パサイ市)は、12月から東京・成田国際空港へのフライトを一挙に3倍近くも増便すると発表しました。日本とフィリピンの政府間で合意していた航空協定見直しを受けたもので、マニラ(ニノイアキノ)線が毎日1便から3便に増え、セブ線も週6便が一気に毎日2便へと増強されます。

《12月15日から有効》
PR431 NRT0930~MNL1330 DAILY
PR427 NRT1555~MNL1955 DAILY
PR429 NRT1900~MNL2300 DAILY

PR428 MNL0945~NRT1400 DAILY
PR430 MNL1145~NRT1655 金曜日運航
PR430 MNL1250~NRT1800 金曜を除く週6便
PR432 MNL1500~NRT2010 DAILY

(PR431・432便:機材はB773ER マブハイクラス=ビジネスクラス28席、フィエスタクラス=エコノミークラス342席
 PR427~430便:機材はエアバス321 マブハイクラス12席、フィエスタクラス187席)

PR433 NRT1425~CEB1845 DAILY
PR425 NRT1925~CEB2345 DAILY

PR434 CEB0800~NRT1325 DAILY
PR426 CEB1300~NRT1825 DAILY

(PR433・434便:機材はエアバス333 マブハイクラス48席、フィエスタクラス230席
 PR425・426便:機材はエアバス321 マブハイクラス12席、フィエスタクラス187席)

今年7月、フィリピン航空は国内他社に先駆けてEU域内への乗り入れを許可されたことを受け、 日本も遅ればせながらフィリピンとの航空関係見直しを受け入れる体制が整いました(前記事「日本~フィリピン間の航空路、ようやく自由化」参照)。新協定では、成田発着路線については両国間のみで打ち切られる直行便が全面自由化されたため、成田折り返しでの増便を申請したという訳です。

ちなみに、フィリピン航空はANA(NH、東京都港区)の持株会社『ANAホールディングス』(東京都港区、東証1部上場)と資本提携交渉を行っており、もし実現した場合は、ANAとコードシェアを組むことになります。