2014年3月4日火曜日

バンコク中心部のバス運行が元に戻る

ステープ・トゥアクスパン元副首相は2月28日夜の演説で、1月13日から続いてきた主要交差点を封鎖しての大規模反政府デモ「バンコクシャットダウン」の規模を縮小すると述べ、その公約通り3月2日(日)昼に占拠していた3つの主要交差点で撤収作業が行われました。

民間運行の白バスやミニバスは、早い便では2日夕方から運行を再開。公団バスも、3月3日(月)午前5時に迂回や途中打ち切りなどの措置が解除されました。

アソーク交差点が封鎖されたために迂回していた[2]や、途中のスクンビット31で打ち切り(旧市街に入る便は高速経由)となっていた[25]も、約2か月ぶりに通常の運行に戻っています。デモ活動の期間中、スクンビット東部からアソーク以西の中心部へはBTSでしか移動できず、地元住民の間では交通費が重荷になっているとの声も聞かれましたが、ようやく普段ながらの日々が戻ってきたと言えます。

また、カオサンの南側を走るラチャダムヌンクラン通りも封鎖が解除され、外国人旅行者の移動に支障はなくなりました。残るは、ルンピニ公園を取り囲むラチャダムリ・サラシン・ウィッタユ・ラマ4の各通りと、ガバメントコンプレックス前のチェンワッタナ通りとなります。