2014年5月30日金曜日

クーデターの影響出た!タイに向かう外国人激減

(この項、とっぴーさん/ワッタナ区 からの投稿です)
クーデター発生直後の24日に静岡県の実家へ向かう用事があり、5日間滞在して昨日29日のタイ国際航空(TG)641便でスワンナプーム空港に戻ってきました。

例年、この時期はゴールデンウィーク明けということもあり日本の旅行業界では一番のオフシーズンになるんですけど、そこへクーデターも重なってはもうたまったもんではありません。外務省が安全情報を引き上げていないにもかかわらず、事実上の自粛ムードが漂う始末。通常ならエアバス380が使われるはずのTG641便は、ホームページで発表がないまま2回りも小さいエアバス333に機材変更されてしまい、なおかつエコノミークラスは全然ガラガラという有様でした。むしろ、ビジネスクラスの方が賑わってたくらいです。これはさすがに事前の僕の予想を超えました。ヤバいよ~。

しかも、スワンナプーム空港の入国審査場は通常ならかなり待たされるのが、昨日はなんと待ち時間ゼロ! TG641便の到着する夕方の時間帯は日本午前発便が集中する時間帯ですが、日本だけでなく他国からの入国者も減っているようです。中国は既に渡航自粛を勧告している(日本外務省の「渡航の延期をお勧めします」に相当)という噂も聞いています。この数年でタイへの入国者数が国別で不動の1位となった中国に自粛されるのは観光業界にとって決定的に痛い。早く政治が落ち着いてもらわないと、ウッドボールの業績にも関わってくるだけに心配です。