2016年5月22日日曜日

Y!Mobileの「3年縛り」にやられた!1年残して解約

(この項、まなむさん/福岡県 からの投稿です)

先日、2年ぶりにスマートフォンの機種変更をしました。今まで使っていたのが前の記事でも話題に上がっていた『AQUOS PHONE es WX04SH』(シャープ)で、機械を変えるにあたって、とんでもない目に遭ってきました。

AQUOS PHONE es WX04SHは、Softbankの3G網と、Y!Mobile(旧ウィルコム)のPHS網に対応するデュアルモード端末ですが、iPhoneや他のAndroid系スマホと違ってSoftbank 4Gに対応しておらず、なおかつ旧ウィルコムから引き継いだ専用の料金プランを使わないといけないという制約があり、購入から時間が経つにつれて使いにくさが増していきました。

で、2年が経ったのを受けて買い換えようと、ふくちゃんに相談。ASUSの最新鋭モデル『Zenfone Go』を注文し、SIMもSupportasiaで紹介されていた0SIM(So-net)を新規契約して、いざY!Mobileを解約しようとすると…なんと、縛りが2年ではなかったのです!!

Y!Mobileには一部、他社にない3年縛りのプランが存在し、WX04SH利用者が必ず入ることになっていた『ウィルコムプランD+』『ウィルコムプランLite』は、3年縛りしかないことになっていました。購入のときに契約書は確認したつもりでいたのですが、2年も経つとすっかり忘れて、2年縛りだと思い込んでいました(^^;) 結局、ウィルコムプランLiteを解約するのに10,260円、さらに未払いの割賦金など諸々あわせて2万円近く取られてしまいました。今思うと、どっちみち契約解除料取られるんだから、もっと早く切っとけばよかったかも(笑)。

でも、ZenfoneGo+0SIMでようやく4Gに移行できて、LINEの音声通話も良くなって、WiFi受信も速くなった!めちゃ使いやすい機械をすすめてくれたふくちゃんに心からの感謝を言いたい!ちなみに、WX04SHはSIMロック解除してお母さんに持たせようかとも思ったんですが、やめました(笑)。

(董事会から)
WX04SHは、シャープが2000年にNTT docomo(東京都千代田区、東証1部上場)へ納めた『スーパードッチーモSH821i』と同じコンセプトで開発された機種で、旧ウィルコムの個人向けPHS事業を終息させる狙いがありました。このため、まなむさんの仰る通り携帯電話網は3Gのみの対応で、Softbank4G LTEには対応していません。2G(GSM)にも対応していないので、世界対応は3Gのみとなります。

しかも、この機種はPHSの電波形式に対応しているのが仇となり、今月から香港への持ち込みが罰則付きでできなくなりました(前記事「香港へのPHS持ち込みが違法になる」参照)。グローバル世界で活躍する読者さんにとって、海外への持ち出しに制約が生じる機械を使い続ける理由はないので、まなむさんがこの時期に買い替えを決断したのは解除料がかかったとしても、結果的に得策だったと言えるでしょう。