2017年6月1日木曜日

シルクエア初の日本直行便、広島へ

シンガポール航空(SQ=SIA)の小型機部門子会社、シルクエアー(MI=SLK、シンガポール)は、初の日本直行定期便となるチャンギ~広島線を今冬スケジュールから運航開始すると発表、航空券の販売を開始しました。

《10月30日から有効》
MI868 SIN0145~HIJ0930 月・木・土曜運航
MI867 HIJ1025~SIN1540 月・木・土曜運航

(機材はB738 ビジネスクラス12席、エコノミークラス150席)

SIAグループと広島空港の関係は以前からありました。2003年のSARSショック以前はSIAが就航していましたが、この時はSIAが現在も運航している福岡線を延長する形を取り、機材もB772を使っていました。今回の乗り入れ再開に検討するにあたって、SIAでは以前のような大型機での経由便運航も考えましたが、訪日外国人観光客の激増と保有する機材の高性能化で、小型機による直行便が十分成り立つと判断した模様です。直行便での就航となると初めてで、広島空港発着の東南アジア直行便も、バンコクエアウェイズ(PG=BKP)のバンコク(スワンナプーム)線が2009年夏スケジュール限りで運休して以来、8年ぶりとなります。

シルクエアーは現在、エアバス320ceoファミリーからB738への機材更新を進めています。バンコク線よりも長い距離を飛ぶ日本~シンガポール間のフライトで、小型機による直行となるとこれまではエアバス319やB737-700NGといった短胴型が必要と言われていました。シルクエアーとしてはエアバス319でも就航できましたが、短胴型ゆえに座席数が少なく、エアバス320ceoではバンコクエアウェイズが就航していた時に離陸重量制限の問題があったため、販売可能な座席数と満席でも直行便を離陸させられる機体性能の両立ができるB738が一定数揃った今の時期に就航を決めたのではないかと、Traveler's Supportasiaでは分析します。

チャンギ空港から、バンコク、クアラルンプール、ジャカルタ、デンパサールへの乗り継ぎ便はSIAをはじめLCC各社などにより頻発しています。プノンペンへも、シルクエアとジェットスターアジアエアウェイズ(3K=JSA)便で同日乗り継ぎができます。

なお、SIA本体と違いシルクエアーはスターアライアンスメンバーズではないので、マイレージはSIAの『Klisflyer(クリスフライヤー)』にのみ加算でき、ANAマイレージクラブ(AMC)やマイレージプラス(ユナイテッド航空)には加算できません。