2007年9月17日月曜日

沈没組の新しい拠点!? チャチュンサオを目指せ

 管理者ふくちゃんは、バンコク首都圏の隣のチャチュンサオ県に行ってきました。県都チャチュンサオ市は、まったく観光化されていないタイの一地方都市。しかし、日本人ロングステイヤーの拠点として、大化けする可能性を秘めているのです。

 (以下、チャチュンサオを略して「チャチュン」と書くことがあります。悪しからずご了承ください。また、Traveler's Supportasiaでこれから書くすべての記事に適用します)


《どこへ行くにも動きやすい》
 沈没組にせよ、O-A持ちの方にせよ、どこへ行くにも動きやすい場所に住みたいものですよね。チャチュンは、その条件を見事に満たしています。

 バンコク首都圏へ出る途中にスワンナプン空港があります。空港へ行くほうがバンコクへ出るよりも近い。即ち、一時帰国時の荷物負担が軽く済むのです。
 日本人社会が成熟しつつあるシラーチャ・レンチャバンへは約60km。特急バス[57](2等のみ)で直行できます。
 カンボジア国境のアランヤプラテートへは列車が1日2本。特急バス[309]は、ほぼ2時間に3本のペースで頻発(後記事「チャチュン乗り換えでアランヤプラテートへ」参照)。マルチプルリエントリーを持っている方ならビザランにも便利です。
 イサーンの諸都市へも特急バスが充実。チョンブリから来る[265]でコラート市に出れば、ほとんどの都市へ乗り換え可能。コンケン、ウドンタニ、ノンカイ、ウボンラチャタニへも直行できます。

《大型SCが徒歩圏に》
 BigCチャチュンサオ店は、チャチュンサオ駅と特急バスターミナルのどちらからも徒歩5分という便利な場所にあります。日々の生活必需品はBigCでバンコク首都圏と同じものが揃います。

《アパートが安い》
 チャチュンには、外国人駐在員向けのサービスアパートメントやコンドミニアムはそんなにありません。住環境の中心はタイ人と同等のアパート。家具や電化製品をBigCで揃えなければいけませんが、それをしても家賃がただでさえ1桁違うんですから、結果的にバンコク首都圏でコンドミニアムを借りるよりもお得。

《首都圏の喧騒が苦手な人に》
 バンコク首都圏から東へ60km離れたチャチュンには、バンコク首都圏のようなごみごみした雰囲気はまずありません。ちょっと町を出れば自然がいっぱい。
 子供さんを育てる環境にも恵まれています。シラーチャ・パタヤ日本語補習学校へ通わせるのは特急バスでバッチリ。2009年には、補習学校が「泰日協会学校シラーチャ校」に昇格しますから、日本と同等の教育環境もできます。

《日本語の使える病院は?》
 チャチュンサオ市内の県立病院で、英語しか使えないからと満足できなくても大丈夫。サミティベートシーナカリン(バンコク首都圏スアンルアン区)まで、車をぶっ飛ばして30分で到着。チョンブリ方面に向かっても、シラーチャ市にサミティベートとパヤタイという2つの大手私立病院があります。

 どれか1項目でも当てはまりそうなあなた、チャチュンでの暮らしを検討してみてください。