2007年12月11日火曜日

ペナンでの正規ビザ取りにリスクが!

 タイ正規ビザを取得する際、ビザなし渡航ができる国が最も多いことから、マレーシアへ行く方がかなりの数を占めます。中でもペナン島が有名なのですが、そのペナンにある在ジョージタウン総領事館で、10月から新たに厳しい規制が出て、沈没組を震撼させています。
 ジョージタウン総領事館、ないしはジョージタウン市内の代行屋経由で2006年10月1日以降に3回以上正規観光ビザの発給を受けている方。この状態で再度ペナンに行き、正規観光ビザを申請しますと、最初の1度は発給されますが、「当館は次回以降の観光ビザ申請を拒否する」という意味のスタンプを押してきます。
 そして、スタンプを押されたビザがある状態でもう1度ペナンに行き、ビザを申請したらさぁ大変。スタンプに書かれている通り、発給拒否です。

 この判断条件が「申請日から遡って過去1年間」になのか、「2006年10月1日以降の通算で」なのか、それとも「1冊のパスポート全体に」なのか、それが在ジョージタウン総領事館からはまったく示されていません。領事部が曲解すれば、日本人だけでなくファランも含めて数万人単位の沈没組が、この数ヶ月の間にタイ在留を諦めなければならなくなってしまいます。
 また、バンコクで発行されているフリーペーパー「タイ自由ランド」に広告を掲載している日系ツアー会社の中には、「当社ツアーに参加すればそのようなリスクは100%回避できます」と謳っているところがあります。しかし、この文章はまったく信用できないと、編集部は判断せざるを得ません。ある1つの会社のツアー参加者だけがリスクを回避できるのであれば、その会社に沈没組が集中してしまい、他社はあがったりになってしまいます。
 ジョージタウン市内にあるインド系ビザ代行屋(董事長ふくちゃんが8月に利用したところです)でも、このリスクを回避できるかは保証できないとのこと。ふくちゃんの知り合いの何人かは、ペナンでの取得自体を回避して既にコタバルへ向かっています。