2008年1月15日火曜日

バンコクの公共バス、今年最初の値上げ

 首都圏バス公団(BMTA)は昨年10月から3ヶ月間見送っていた路線バス運賃の値上げ(前記事「バンコクの公共バス、また値上げ」参照)を、今日15日から実施しました。

 赤バス(普通=非冷房)は従来の7Bt.が、7.5Bt.に。青色と黄色の急行(エアコン)は、各区間1Bt.の値上げとなります。
 昨年10月に値上げしている白バスとミニバスは、今回は対象外です。

(1月17日追加)
 今回の値上げ、見事に対応が割れました。管区営業所、さらには路線ごとに対応がバラバラで、完全実施にはまだ至っていません。
 3管区営業所(サムットプラカン県サムロン郡)は、15日から完全実施のつもりで新料金を表示したレシートを用意していました。しかし、董事長ふくちゃんが実際に[2][511]に乗車して確認したところ、車掌は50サタン分が面倒っちいのか、旧料金分しか徴収していないことが判明しました。
 しかも、6管区営業所(バンコク首都圏ターウィワッタナ区)管下の[509]や、7管区営業所(ノンタブリ県ムアンノンタブリ市)の[203]では、新料金のレシートが間に合わず、従来料金のままで運転されています。

(1月30日追加)
 バンコクの中国語紙「世界日報」が報じたところによりますと、バス公団は運賃値上げの実施を3月1日まで見送る意向です。このため、2月29日(金)までは現状の運賃7Bt.が維持されることになります。